キックなしでもクロールは泳げる!

医療従事者が水泳の常識にメスを入れていきます。

16 重心を感じる!

重力を体験する

いきなりですが、動画をどうぞ↓ 

 なんだい?遊びかい?はい、そうです。私だってたまには、ふざけたこともやってみたくなるよ。

水面上にある物体(腕)が水中へ移動する。落下していくと言ったほうがわかりやすい?体をうねらせ、そのまま突っ込めば、片手バタフライにも移行できます。

もしあなたが、バタフライを泳ぐスイマーなら、どのように泳ぎますか?例えば、1500mをバタフライで泳げ!と命令されたらどうやって乗りきろうと思いますか?筋力だけでは到底無理でしょう。重力(と浮力)を活用してこそ、成し遂げられるんです。

クロールに限らず、4泳法すべてに言えるんですが、その重力という力が体幹を回転させたり、うねらせたりするんです。

地球上に存在しているパワーを活用しなきゃ、ほんとにもったいない!と、手足に障害のある彼らは教えてくれます。この考えは従来の水泳を大きく変える可能性を秘めています。(←すぐ大袈裟なことをいう!)

しかし、身体を使っていろいろ遊んでみるのも一つの方法だよ。プールに入ったら、お行儀よく4泳法を泳ぐ。水中ウオーキングをする。大人は皆´決まったことしかやらない。それに比べ子供達はいろいろな遊びをする。

私たちも、もっとくだけて身体で遊んでみよう!

そこから新たな発見をすることがあります。何も恥ずかしいことではないですよ!本当に泳ぎがうまくなりたいと思えば。

次回は久しぶりに医学の立場から話そうかな?(←医療従事者復活ですか?)