キックなしでもクロールは泳げる!

医療従事者が水泳の常識にメスを入れていきます。

09 ローリングについて

 

今回から、少しくだけた文面で書いてみようと思います。というのも、こないだ友人から、ちと、堅すぎるんじゃないか?って指摘されたんです。読み返してみれば確かに・・何カッコつけてたんだろか。反省!気もち入れ替えました。

今回のテーマは、クロールのローリングです。

 

その前に、私がどんなクロールを目指すのか、まだ書いてなかった。

『キックに頼らず、いかにしてラクに!速く!泳ぐか』です。イメージとしては、モーターボートのごとく6ビートキックで進むクロールではなく、水面を滑るカヤックのようなクロールです。要は、ぜいぜいハアハアと息を上げず、スマートに泳ぎたいんですね。

動画見てもわかると思いますが、私はかなり痩せてます・・。筋肉ないし、骨と皮だよ。そんな私でも、速く泳げるのか?そんな感じで自分に挑戦してます。これが今の泳ぐ目的です。

 

さて、ローリングです。細かい説明はあえて省略します。大丈夫!教本通りの知識は知らなくても。回を追うごとに自然と解ってきます。誤解のないように言いますが、ローリングと言っても、私は肩だけのローリングはしないです。つまり、体幹は捻らない。必ず腰と肩を連動させて回転させます。↓

※実際に浮いて練習する場合ですが、肩の突き出しは背浮きでやってくださいね。背泳ぎの練習に使えます。バランスを取る為にキックを入れてもいいです。ストロークを加えるのであれば、伏し浮きで可能です。

クロールの推進力は、体幹の回転から生まれる

あなたもこれに早く気付いてほしいです。腕力で水をかかなくてもグーンと前に進むことを・・。

今回は、簡単に概要だけで終わっちゃいましたが・・。推進力の具体的なヒントは、次回から本格的に紹介したいと思います。

次回からの記事を見逃すと、本当に損をしますよ!ぜひ見て下さいね。

 

追記

肩~腰のローリングを45°~60°の範囲で、しっかり行ってほしいということです。体幹主動で泳ぐと、プルがとてもラクになり、肩を痛めるリスクも減ります。

 

でも、ローリングできないんだけど?平べったい泳ぎになるんだけと?どうしたらいいの?

それは・・腕の入水後、しっかり前に伸びることです。

大半の大人の特徴は、肘を伸ばしていないこと。入水してもまっすぐ肘を伸ばしきっていない。これが原因で体は回転しない。

ローリングというのは、一方の肩が水面下に沈む(もう他方の肩が水面上に出る)から生じる。

コツは、肘を伸ばしながら肩も前に突き出すことです。

詳しくは、11記事のビデオを参照。また、54記事にも、グライドのことが書かれています。